Windows 10 mobile、ゲームアプリの厳しい現実を確認

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先日、スマホの話を職場の同僚の女性と話しをしているなかで、「自分はAndroid スマホ、iPhone (Wifi 運用)以外にWindows 10 スマホ)も持ってるよ」との話をすると、同僚の女性(複数です)は「Windows スマホ」の存在さえ知らなかったようです。ましてや、Windows 10 スマホのゲーム事情なんて、全く知らないハズ。

私は「新しいOSをいち早く触ってみたい」との想いから、今年の1月早々にWindows 10 スマホ(Freetel社のKATANA02)を購入しました。アプリが少ないことを承知のうえで購入したのですが、Android・iOSでは当然あるゲーム以外の実用的なアプリも、Windows 10ではほとんどない状況です。

前置きが長くなりましたが、そのような状況のなか、Windows 10 mobileのゲームアプリはかなり少ないだろうとの想定のもと、あらためて、Windows 10 mobileのゲーム環境を確認してみました。

Windows 10 mobileのゲームアプリは想像以上に厳しい現実

想像どおり、いや想像以上に厳しい現実です。以下のスクショのとおり、ストアに「おすすめのゲーム」、「トップ無料ゲーム」の見出しはあるものの、内容を確認してみると知っているアプリは「Angry Birds」と「Candy Crush」ぐらいです。

▼ストアに「おすすめのゲーム」、「トップ無料ゲーム」の見出しがあり、「おすすめのゲーム」は掲載のゲーム数が決まっているためか、15種のゲームがあります。一方「トップ無料ゲーム」は、とっさに数えきれないほどのゲーム数があります。

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▼うち、知っているゲームは、ざっくりと見たところで「Angry Birds」と「Candy Crush」。それにしても、他のアプリもそうですが、Windows ストアのアプリの背景は原色系が多く、目が疲れてしまいます。

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ちなみに、Windows 10 mobileでは艦これは動きません

ちなみにということでもないのですが、見出しのとおり、Windows 10 mobileでは艦これ(艦隊これくしょん)は動きません。というのも、艦これはAdobe Flashをベースとしたゲームなのですが、Windows 10 mobileではFlashは動作しないため、艦これは動かないです。

Windows 10 mobileに、お馴染みのゲームアプリがない原因

現時点のところ、Android・iOSにあるお馴染みの日本のメーカーのゲームはほとんどありません。「ほとんど」というよりむ「全滅」と言ったほうが適切かと思います。Windowsアプリとしてある「キャンディクラシュ」のキング・デジタル・エンターテインメントは英国の会社、「アングリーバード」のRovio Entertainmentはフィンランドの会社ですしね。

日本で定番のゲームアプリがWindows 10 アプリにない理由は、auが2011年にWindows Phone 「IS12T」を発売して以降、近々のWindows 10 mobile スマホが発売されるまで、日本では Windows Phoneが一切投入されなかった、つまりはユーザーがいないため、日本のメーカーがWindows スマホのゲームに参入する意味がなかったことによるものです。

Windows 10 スマホの今後のゲームアプリの動向は?

Windows 10 スマホに日本のゲームアプリが増えてくるのか否かについては、日本でのWindows 10 スマホの販売動向しだいかと思われます。

日経トレンディネットの記事に「日本で先行して盛り上がるWindows 10 Mobile」の見出しがあるように、Windows 10 mobile スマホの販売は日本が先行して盛り上がっており、このままの盛り上がりをある程度は維持しユーザーが増えてくると、一定のゲームアプリも出てくることでしょう。

一方で、PC Watchの記事にてVAIO、ドコモと協業で法人向けにVAIO Phone Bizを展開にあるように、VAIOが発売予定の期待のVAIO Phone Bizの販路は法人向けがメインであることから、個人向けのゲームアプリに各社が参入してくるものか危惧されます。

さらに、PC USERサイトの記事「AndroidアプリのWindows 10移植ツールを切り捨てたMicrosoft」に、下記をポイントとした記事があります。これによると厳しい状況であることは事実のようです。ただし、「Androidアプリの移植ツール開発プロジェクトは中止」とあるため、逆にとるとiOSの移植プロジェクトは進行中とのことでしょうか? この認識であれば、やや期待も持てます。

  • PC用の膨大な既存アプリが動作するWindows 10 Home/Proと異なり、スマートフォン向けのWindows 10 Mobileは、先行するiOSやAndroidにモバイルアプリの量と質で差を付けられている。
  • そこで、人気のiOS/AndroidアプリをWindows 10に取り込むため、米Microsoftは移植を容易にするツールキット(Windows Bridge for iOS/Android)の準備を進めたが、Androidアプリの移植ツール開発プロジェクトは、中止されたことが明らかになった。

いづれにしても、今後、Windows 10 スマホにゲームアプリが充実してくるかどうかは、今後の販売台数しだいであり、まずはゲーム以外の実用的なアプリの充実(こちらも現在は壊滅状態)、そしてゲームアプリの拡充という流れになるでしょう。